極東の底力
数年前に一度訪れたことのある極東の流れに再び足を運んでみた。
あの頃と変わらない流れ、湿原特有の湿地の中に足をとられながら慎重に川に踏み入る。
川面には所々無数のライズリングが広がり、極東で生き抜く鱒の多さに思わず笑みがこぼれる。
潮の影響で水位の変動が大きく、一日の中でも活性の変化が大きいようだ。
鱒の居場所を探して、オリーブカラーの鮭稚魚パターンのフライをゆっくりとスイングさせる。
一日を通して鱒の活性の変化は見られたものの、十分すぎるほどの鱒からのコンタクトがあり、極東の自然の底力に感動する。
忘れたころに響き渡る列車が線路を叩く音・・・
絶え間ない友人達の笑顔・・・
ロッドが弧を描いてしばらくしてからこだまする「よしっ」と叫ぶ仲間たち・・・
充実した極東の釣りを楽しむことができました。
きっともう少し季節が進めばこの極東の地にも遅い春がやってくるのかな・・・
by akiranspey | 2012-04-23 22:24 | アメマス