カテゴリ:虹鱒( 33 )

最後のチャンス

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釣った魚よりも逃した魚の感触のほうがはっきりと記憶に残る。
あの衝撃をもう一度、そして今度こそは・・・



週初の雨で増水、濁りが気になっていたが、週末に向かいよい感じで
次第に水位が下がり濁りも薄れてきた。

本流の水温も一桁に下がり、いよいよ今回が最後のチャンスかと思い
北の大地へ飛び立つ。

そこまで迫っている冬の気配を感じるには十分すぎるほど早朝の冷え込みは厳しかった。
あと数十分もすれば東の空から太陽が顔をのぞかせる中、身震いをしながらウエーダーに足を通し、ウエーディングジャケットを羽織った。

薄青色に空の色が変わっていき、次第に本流の表情も明らかになっていく。
友人達とともに魅惑的な流れにゆっくりと入り込んでいった。

不意に訪れるかもしれない大鱒との出会いを期待して、先日よりも一段パワーアップしたタックルで本流に挑んだ。
本流の流れは複雑で、水中には手ごわい障害物が点在しているためフライのロストを覚悟して信じたフライを送りこんでいった。

霧に包まれた幻想的な本流でリールの逆転音が響き渡ったのは、釣りを始めて一時間ほどたったころだったろうか。
流心にフライを着水させてフライを送り込むとすぐに押さえ込むようなアタリがあり、大鱒の躍動感がロッドを通して手元に伝わってきた。

先日逃した大鱒の衝撃が頭をよぎり、幾分慎重になりながら鱒とのやりとりを始めた。
体高のある虹鱒が時折り水面で身をくねらせる。
ドラグを調整しながら大鱒の走りに追従するようにロッドを操作するけれど、逃してしまうかもしれない不安が常につきまとっていた。
次第に鱒との距離が近づくけれど大鱒はまだそのパワーでロッドを絞り込んでいく。
そしてクライマックス・・・
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友人にランディングを手伝ってもらい、やっと手に入れることのできた本流に棲む
60オーバーの宝石・・・

Rod:Bruce&Walker Norway Speycaster 15f #7-8 Custum
Reel:Saracione Mark4 Salmon 3 3/4
Line:Skagit Deluxe 600gr Tip type3
Leader:0x12f
Hit fly:GP orange colar
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瀬尻でダンケルトを引っ手繰っていった50オーバーの本流虹鱒・・・
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Rod:Bruce&Walker Norway Speycaster 15f #7-8 Custum
Reel:T-made tt original
Line:guideline interbody8-9 Tip type6
Leader:0x12f
Hit fly:Dunkeld spey paturn

札幌の友人はもとより、本流では一年ぶりに偶然再会したフライマンや鱒とのショットを手伝ってくださったフライ&ルアーマンの方など、今年最後の本流虹鱒釣行は最高の釣旅となりました。

この場をお借りしまして皆様に感謝いたします^^
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それでは心おきなく雨鱒モードへ・・・(笑)
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by akiranspey | 2011-10-23 22:04 | 虹鱒 | Comments(22)

グッドプロポーション

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秋風が川面をなでるようにかけぬける本流・・・

秋蜻蛉の羽が陽の光に照らされてきらきら輝いているのがとても印象的だった・・・



本流に棲む虹鱒を追い求めて・・・


忙しい日々の疲れを癒しに、大きな荷物とロッドを片手に本流を目指す。
薄暗い雲の中を突き抜けると天空から光を放つ月が僕らを乗せる飛行機を照らす。
灰色に映し出された雲は少し不気味な気配が漂う。

体は疲れているのに重いまぶたがなかなか閉じてくれない。
うとうとしてきたかと思えばまもなく到着するとのアナウンス・・・
一時間のフライトだから一瞬でも気を失うとあっと言う間である。

土曜日はまだ暗いうちに本流に着いた。
久し振りの流れにあたりが確認できないうちはポイントすらわからない。
川沿いの土手をゆっくりと車を走らせて、窓をあけながら川の音色に耳を澄ます。
心地よく奏でられた流れに車を止めてフライを流してみる。
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presented by Mr.nakanishi


人の踏み跡のない場所をいくつも巡っていくと鱒からのコンタクトが見られた。
きれいな鱒との出逢いはつくづく感慨深いものがあるとしみじみ感じた本流・・・



こまめにポイントを探しているとふと魅力的な流れに行き着いた。
瀬からの流れがぶつかり、瀬尻からはかなりの深みが形成されている。
とんでもない大きさの鱒も潜んでいるらしいので万が一のためにリーダーは0Xを選択してみた。ロッドはR.B.Meiser Highlander-Sの14f7#にリールはt-made ttコラボそしてラインはエアフロスカジットコンパクト390grにタイプ3のティップをつないでみた。

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状況がつかめないなかで丹念にフライを流していく・・・
うまくターンしたフライがスイングを始めてすぐにガツンとした手ごたえが手元に伝わってきた。
岸際にロッドを倒してみると鱒は一気に下流に疾走した。
重い流れに乗って鱒の疾走は止まらず、バッキングラインまで引き出されたところで鱒との一進一退の攻防が展開される。


鱒はいっこうに水面に姿をあらわさない。
ラインを巻き取ってはまた引き出されてを繰り返し、慎重なやりとりで鱒の疲れを待つ。
数分後に鱒が水面に姿を現したときには慣れない大きさの鱒に一瞬あわててしまったが
慎重にネットにおさめたときには一人うれしさがこみ上げてきた。
久し振りの本流スペイでのグッドサイズのレインボートラウト、ちょっとだけ運がよかったと感じられる瞬間だった・・・

秋の虹鱒は豊富な栄養を蓄えて、素晴らしい体高の持ち主だった。
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しかし、そのすぐあとには手中におさめた鱒をはるかに凌ぐパワーの鱒になすすべもなく
ラインを切られた・・・
またいつの日か今度はスーパーレインボーに出遭えることを期待して・・・
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by akiranspey | 2010-09-21 23:45 | 虹鱒 | Comments(22)

余韻・・・道東の本流にて

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presented by Mr.YUN


深緑に包まれた森の中を流れる本流・・・
幾重にも折り重ねられた厚い雲が空を覆い、時折りスコールのような雨が降ったり止んだりする不安定な天候の中、本流に潜む野生の虹鱒を追い求めて・・・


前日からの雨で釣りをためらわせる水の色に変わっていた本流。
いつもなら諦めざるを得ない状況だが、少しの期待を背負い、上流に、
札幌の友人
、下流に僕と二手に分かれて釣りを開始する。
朝靄に包まれた本流域・・・
数十メートル先の視界は全く確認できない。
濁りのせいで足元は確認できず、重い流れにからだがよろめく・・・
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0Xを切られた・・・
とてつもない大きさの野生鱒になすすべもなくバッキングまですべて引き出されて
消えていった・・・
そんな話が現実に起こる流れに身を置いているだけで心がみたされていた。
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R.B.Meiser Highlander-S 13f #6
t-made reel
スカジットコンパクト390grにタイプ3~6が今日のシステム。

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はやる気持ちを抑え冷静さを装ってキャストを開始する。
ライズは皆無・・・
濁りの入った本流の水の色・・・

気になりだすと不安だけが脳裏をよぎるので、ティペットの先に結んだフライだけを信じて、そのフライを虹鱒が見つけてくれることを願って・・・
予想に反して結果は三投目で出た。
送りこんだフライがスイングを始めてすぐにガツンとひったくるような衝撃が手元に伝わってきた。
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ここの鱒は自分が思っていたよりもいつも10cmほど小さい。
それは完璧な魚体が持つ底知れぬパワーと本流の重く厚い流れがきっとそう感じさせるのだと思う。

チラホラと舞い踊るヒゲナガはすでにピークを過ぎてしまっているのか、それほど多くは見かけなかった。
それでも、鱒の記憶を呼び起こさせるかのようにセッジ系のスペイフライを流し込んでいく。
理想的なところで鱒からのコンタクト・・・
フライはしっかりと横顎を捉えている。
#6のロッドでは少々頼りなさが感じられてしまうほどに鱒のパワーは凄まじい。
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この鱒はフライを引っ手繰ったあとに一瞬動きが止まったかと思うと、一気に下流に突っ走っていきバッキングラインまで引き出してくれたグッドサイズのレインボートラウト。
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この鱒を釣り上げたときにやっぱり来てよかったと感じた瞬間・・・


また一つ素晴らしい想い出が刻まれた旅でした・・・。
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by akiranspey | 2010-07-25 23:05 | 虹鱒 | Comments(12)

本流虹鱒の旅

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今回の旅で最初に訪れた川・・・
イブニングタイムに到着すると川面はおびただしい数のヒゲナガが飛び交っていた。
ライズは散発であったものの、時折ドキッとするような大きなライズ音がどこからともなく聞こえてくる。
川には大きな石が点在し鱒の着きそうなスポットが至るところに存在する。
この日の残り時間はあとわずか・・・
月明かりの力がその存在感を増してくると、川に沈んでいる大石が黒く浮かび上がってきた。
帰りのルートがわからなくなる前に僕は釣りを終えた19日の土曜日・・・。
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翌日は朝3時に起床し釣場に向かった。
すでに数人の釣り人が川に立ちこんでいる。
思ったほどの寒さではなく、シャツ1枚で釣りを開始する。
変化に富んだ流れにはR.B.Meiser Highlander-Sの13f#6にt-made new reel
エアフロスカジット390grにタイプ3を10f・・・
フライはセッジ系のウエットをベースにフックサイズは8~10番程度を選択した。
照り付ける日差しは真夏そのもので、きっと気温は30度に限りなく近かったと思う。
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釣りをしているだけで、額からは汗が流れ落ち、のどが渇いてくる。
時折り頬を通り過ぎる風だけが気持ちよく感じられた。
少し離れた上流部で友人がいいサイズの虹鱒を釣り上げたとの連絡が入る・・・
僕もやる気を奮い起こすものの、僕のところにはウグイやカジカ、ヤマメ・・・
虹鱒にはなかなか出遭えない。
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夕刻前、遠くから雷音が聞こえてきた。
雨脚はそれほど強くはないが、上流から流木やゴミなどが流れてくる・・・
おかしいな、と思ったのもつかの間、そんなに時間はかからずに川は増水し泥濁色に染まっていった20日の日曜日・・・

毎日、寝る時間を惜しんで、夜のうちに移動した。
体の疲れと眠気からくるまぶたの重さ・・・ときには車を降りて深呼吸をする。
車通りの少ない国道を慎重なスピードで本流を目指す。
夜半過ぎ、峠の町を通過したころから雨脚は強まり、フロントガラスをたたく大粒の雨に不安を隠せない・・・。

本流に着くころには、東の空からうっすらと太陽が顔をのぞかせていた。
思ったほどの濁りはないものの、やはりいつもと比べると水量が多いようだ。
上流部の比較的水色の落ち着いているところを探し、ブラックをベースにしたビーズヘッドウーリーを流し込んでみたが、うぐいからの反応しか見られない。
ポイントを変えてみるも反応はない。
イブニングのプライムタイムを迎えてもその反応は一向に変わることはなかった
21日の月曜日・・・

道央河川中流域
熊出没注意の看板に恐怖を感じながら、藪を掻き分け河原に向かう。

ダム下の流れは複雑な流れを形成しており、岸際には大石が点在し歩行を困難にさせる。
流れの頭に立ち、フローティングラインの先には6番のグレートセッジを結ぶ。
複雑な流れにメンディングを繰り返し、フライをナチュラルに流していく。
虹鱒にこのフライは好まれたようだ・・・
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ここはイブニングのほうが実績の高い場所だけれど、単独釣行ではやはり熊は怖い・・・

やや下流に移動し大きな瀬の頭に立つ。
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対岸までは50メートル以上はあるだろうか・・・
R.B.Meiser Highlander-Sの14fを選択し遠くのポイントを探ってみた。
ワンステップずつ釣り下り、核心のポイントへ差し掛かる。
フライをゆっくりスイングさせていると、グッと押さえ込まれるような重量感が手元に伝わる。ロッドを岸際に倒しテンションをかけてやると、遠くで銀鱗に輝く鱒が宙を舞った・・・
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さらに下流域へ移動し流れが右岸にぶつかる魅力的な場所を友人に教わる。
入渓点がわからなかったが、流れの音色のするほうへ藪を掻き分けていくとその場所は現れた・・・
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対岸の深い流れにフライを送り込む・・・
まずはタイプ3で一流しするも鱒の反応は見られない。
次にタイプ6・・・これでも反応がない。
最後にタイプ6の先端にT14を1メートル足して流し込むと・・・
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この鱒もヒットした瞬間に水面を割って大きくジャンプした。
決して大きくはない虹鱒だけど、リールの逆転音を響かせて疾速する素晴らしいファイターだった・・・

北の大地・・素晴らしい流れです。。。
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by akiranspey | 2010-06-24 10:43 | 虹鱒 | Comments(16)

本流での出遭い

本流の上流域は開豁な流れが広がっている。
僕は水量が多く流れの速い場所を探し、流れの中で逞しく泳ぐ魚を狙いにウエットフライを送り込む。
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Tackle Data
Rod :Winston IM6 7.3f #2
Reel:Hardy soverigne 3/4/5
Line:Airflo Ridge line DT3
Leader:5x9f
Fly:Silver Wet

昨夜の雨はすでに通り過ぎていたけれど、まだ空には幾重にも折り重なった雲があたりを
覆いつくしていた。
虹鱒が潜む本流域に場所を移す。
フローティングのショートヘッドの先には3Xのリーダー・・・
その先には大型のビーズヘッドストリーマーを結ぶ。
対岸に向かい正面にキャストした後にメンディングを繰り返す。
4,5回メンディングした後にフライが底を捉えたころに2,3回小刻みなリトリーブを
してフライにアクションを加えてみた。
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すぐに手元に違和感があったかと思うと数秒後に水面が炸裂した・・・
ラインの伸びた方向とはまったく異なる方向でまた水面が割れる。
シルバーに輝くグッドサイズの虹鱒が3回、4回と水面から全身が飛び出るくらいのジャンプを見せ,ロッドが綺麗な弧を描いていた・・・
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Tackle Data
Rod:REVIEW CUSTUM 11.6f #5
Reel:HARDY Zenith
Line:Windcutter 5/6
Leader:3X9f

虹鱒の季節到来ですね!!
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by akiranspey | 2010-06-06 23:16 | 虹鱒 | Comments(13)

旅の出会い


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東京の友人が北の本流で釣り上げた見事な虹鱒。
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ゆっくりと北の大地を釣り歩き、いろんな出会いがあったようです。
まもなく厳しい冬が到来する流れで、秋の最高のシーズンを満喫したようですね。
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来月にでもなれば、北の流れは雨鱒色に染まるのでしょうね・・・
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さて、そろそろ準備をしなければ・・・。
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by akiranspey | 2009-10-22 23:10 | 虹鱒 | Comments(4)

十勝川支流群

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車を走らせていると、ふと視界に飛び込んでくる魅力的な流れ・・・

とりあえず流れが奏でる水音のするほうへ草木を掻き分けて進んでいく。
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時には釣り下れないほどの早い流れに遭遇し、やむなく引き返すこともしばしば・・・

川の名前もわからないけれど、何かを期待させられる力強いその流れにフライを流してみる。
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大きな鱒と出逢えるかは時の運・・・
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逞しく育っていくであろう虹鱒達が僕のフライを見つけてくれた・・・
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by akiranspey | 2009-09-13 21:10 | 虹鱒 | Comments(2)

虹鱒の魔力

北の本流上流域
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重く力強い流れに逞しい虹鱒が潜んでいることを信じて・・・
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午前4時にとある町のコンビニで2人の友人と待ち合わせをしていた。
少し早く到着した僕と札幌の友人は、車の座席を傾けしばし仮眠をとることにする。
すっかり明るくなった外の景色、そしてこれから始まるかもしれないドラマに気持ちが落ち着かず、目を閉じても夢の世界へとは簡単に行かせてはくれない・・・

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低く舞い降りた雲が鬱蒼とした森を覆い隠すように優しく包み込んでいた。
支流からの清らかな水とダムの放水の影響なのか少し白緑色に色づいた水が混ざり合う
上流域。
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黒く小さな虫達が緩い流れに浮かんでいる・・・
周りの深緑を背景にユラユラと舞っているカディスやカゲロウたちはその姿を思いのほか鮮明に映し出す。
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R.B.Meiser S2H1407H-4
Hardy Marquis Salmon 1
GUIDE LINE interbody8/9
Tip type6 15f
Leader 1X9f

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ダンケルドパターンのスペイフライを流心の奥に送り込む。
数投目、流心を横切ったフライにガツンと衝撃が走った。
重々しい流れのなかで体を振幅させ、その後はドラグを鳴らして下流に疾走する。
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どこか愛らしい表情をしながらも暴力的なファイトを見せてくれた虹鱒。
この流れのなかで逞しく生きていかなければならない証なのか、どの鱒も素晴らしい体高
をしていた上流域・・・
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北の本流中流域

支流の清らかな水にのって豊富な水生昆虫が流れこんでくるのか、薄暗くなってくると
どこからともなく良型の虹鱒が集まってくる・・・

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ヒゲナガの流下はそれほど多くなかったように思われるが、それでもあちこちでライズ音が響き渡る。
シルバーマーチブラウンとグレートセッジをトレーラーにして、ナチュラルに送り込んでいく。
衝撃的な出会いが不意に訪れる・・・
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砲弾型の虹鱒が何のためらいもなくフライを引っ手繰っていく・・・
強く太い流れで育ってきた虹鱒のパワーは素晴らしい・・・

またすぐにでもあの衝撃を味わってみたいな・・・

CND B.SPEY 12.6f 5/6/7
ORVIS バテンキル7/8
RIO ウインドカッターフローティング5/6
Leader 2X12f

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by akiranspey | 2009-06-22 21:44 | 虹鱒 | Comments(16)

春の空と冬の水

遠くの山並みまではっきりと映し出される春の空・・・
青く澄み渡る空がどこまでも遠くへ続いていた・・・

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例年ならば行く手を阻んでしまう雪も、今年は暖冬のせいかその名残は少なく、河原には春の訪れを感じさせる幼い新芽が顔をのぞかせていた。
陽の光で川面は眩い輝きを見せ、目を細めてみるとゆるやかな流れの中で鱒が穏やかに泳いでいるのが僕の目に映る。
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晴れ渡る春の空とは対照的に、川の水はまだ冬の冷たさが残る。
暖かさにつれられて水面にはユスリカがその姿を現すけれど、きっとまだ鱒は水底でその身をじっと暖めていることだろう。

水の中を想像しながら、鱒が潜んでいそうな流れの筋を丁寧に流す。
水の流れよりもほんの少しゆったりとした速さで・・・

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水の冷たさを感じさせない元気な鱒がその姿を見せる。
黒く散りばめられた斑点とうっすらと身にまとった虹色のストレートカラーが陽の光に照らされて眩いくらいに輝いていた。

春が来たようです・・・

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Tackle Data
 Rod :カプラス プロフェッサー 8.9f 4番
 Reel:ハーディー ソブリン3/4/5
 Line:3Mウルトラ4 WF4(orange colar)
 Fly :ビーズヘッドニンフブラックetc
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by akiranspey | 2009-03-01 22:10 | 虹鱒 | Comments(10)

秋風漂う山上湖の釣り

雲の中に広がる世界・・・
山上湖の虹鱒釣り
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山道に差し掛かったときに表示されていた気温は11℃。
シャツ1枚では肌寒いくらいの8月とは思えないような冷たい空気が僕らを包んでいた・・・
待ち合わせ場所には東京から来た友人が二人、久しぶりの再会だったが
逢えなかった時の流れを感じさせないような雰囲気に包まれ、今日の釣りをより楽しみなものにさせていった・・・
僕にとって初めてのボートでの釣り・・・
僕ら4人は2艘に別れて船を漕ぎ出した。
山上湖特有の深い蒼色をした湖・・・神秘と幻想的な世界が広がっていた。
深い雲に覆われた湖面は数メートル先が全く見えない状況・・・
それでも同船した東京の友人は記憶を頼りに、船を漕いでくれた。
僕は友人に教えられたとおり、タイプ3のシンキングラインをリールから引き出し、その先にはオリーブのビーズヘッドのストリーマーを結び湖に送り込んでいく・・・

ややゆっくりとした速度でボートを漕いでいく。
あたりは相変わらず深い雲に覆われていて僕等の居場所さえ定かではない。
僕はロッドティップがいつ引き込まれるかドキドキしながらじっと見つめていた・・・

その瞬間が訪れるまでにそう時間はかからなかった・・・
おそらく出船して5分と経っていなかったと思う・・・
突然、ラインが湖中に引き込まれ、ロッドが綺麗な弧を描いた。
8番ロッドに躍動感みなぎる鱒からの手ごたえがズッシリと伝わってくる。

最初の山上湖の鱒との出会いはやや臆病になりながらのロッドさばきだったと思う・・・
体高ある虹鱒47cm
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それからも僕等と鱒との出会いは尽きることなく続いていく・・・
友人はさすがこの湖を知り尽くしているだけあって、僕を的確なポイントへ案内してくれる。
ふと気がつくと僕等の周りにはいつも2匹の蝶々が舞っていた。
まるでサーモンフライのカラーを身にまとったようなきれいな蝶々・・・
風のない湖面をヒラヒラと楽しそうに・・・

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夕方の一時、一面を覆っていた雲がさっと姿を消した。
湖の全容が目の前に広がる・・・

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無数のライズリングがあちこちに見えたとき、またこの湖を訪れてみたいという気持ちが僕の中で沸き起こる。

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その湖の姿が僕の目の前に映し出されたとき、遠い昔に読んだ釣りキチ三平の一説を思い出していた・・・。

たしか山上湖のコバルトマスの釣りだったような・・・。
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by akiranspey | 2008-08-24 22:38 | 虹鱒 | Comments(8)