カテゴリ:虹鱒( 33 )

その瞬間に・・・

同じように流してもみても鱒の反応はその日によって違う・・・
ナチュラルとかスイングとかドリフト、ターンなどいろんな言葉がありいろんなことをためしてみるけど、だめな日は何をやってもだめなわけで、粘り強くない僕はすぐに心が折れてしまう。

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でもたまにこんな鱒に出会えるから釣りは楽しいのであって・・・
いろんな仲間に出会えるから釣りは楽しいのであって・・・
遠征しても思い描いていた通りにいかないから、また次があるのであって・・・

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川もその日によっていろんな表情を見せてくれるから、またその川に足を運びたくなる。
前よりも一段と逞しい顔つきになって僕の前に姿をあらわすんだ・・・
今まで人間になどあったことのない鱒たちは僕と顔を合わせた瞬間、いったい何を考えているんだろうね・・・

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いつの日か出逢えると信じて・・・
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by akiranspey | 2008-07-30 00:17 | 虹鱒 | Comments(13)

道央の本流

不安定な天候が続き川の様子が心配だったが、僕は一ヶ月振りとなる道央の本流を目指し車を走らせた・・・。

雲の隙間から見え隠れする月・・・
月の光のなかで低く垂れ込めた雲が足早に流れていく・・・
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7月の十勝川

薄暗いうちからじっと本流を見つめて濁りのないことを願う。
川の流れる音だけが僕の耳に響き渡り、次第に蒼黒の空が色づき始めるとともに
小鳥達の囀りが賑やかになってくる。

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なんとかなりそうだ・・

本流の流れにお気に入りのフライを流してみる。
鱒の着いていそうな場所があちこちに点在しているものの、本流の重い流れはそう簡単には流れにフライを送り込ませてはくれない。

それでも釣りを始めるとすぐに110-kenさん がロッドを曲げていた。
僕の流れのあとを追って釣り下ってきたABUさんにもアタリがあるようだ・・・
さらに下流にいる、YUNさんも鱒に出会えたようだし・・・
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次第に本流の濁りもきつくなってくると鱒の反応も鈍くなり、僕らは下流に移動する。
地元のJOCKさんと合流しきれいな水が流れ込む合流点へと移動した。
ABUさんがきれいな本流虹鱒をヒットさせ期待が膨らむが本流の濁りのなかで僕のフライは鱒のもとへは届かない・・・
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それでも夕方のイブニングタイムにはたくさんの虹鱒が流れを横切るフライに反応を見せてくれた。ヒゲナガが川面を飛び交う姿も見られた十勝本流・・・

難しいけど大好きな本流です。

メインシステム
 ロッド:TSR13f11 8番
 リール:システムⅡ 10/11
 ライン:STS550グレインⅢ
 リーダー:2X9f
 フライ:オリジナルウエットブラック&イエロー6番

イブニングシステム
 ロッド:コータック13f 6番
 リール:オービスバテンキル7/8
 ライン:ウインドカッター5/6 フローティング
 リーダー:3X12f
 フライ:グレートセッジ改6番
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by akiranspey | 2008-07-21 21:40 | 虹鱒 | Comments(12)

北の本流 ~十勝川~

夕暮れの十勝川とフライフィッシャー
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朝方はまだ肌寒さが残るものの、日中は初夏の陽気に包まれた十勝本流・・・

初冬や初春のアメマスの釣りでは何度か訪れていたが、下流部の直線的な流れとは対照的に中流域から上は変化に富んだ流れが広がっており違った表情を見せてくれる。
その流れは力強く、水面上を飛び交う虫達はどこかあわただしい。
鱒のライズは見られないものの、きっと大物が潜んでいるに違いない流れが至るところに存在した。

本・流・虹・鱒
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帯広の友人と最初に選んだ流れは大きな支流と本流の合流点のやや下流の流れであった。
目の前に広がるその流れを見たときに、北の大地にふさわしい重く広大な流れに心がときめいた。
僕は、どんなに凄い鱒がいるかもしれないと思わせる、重く太い流れが大好きである。
天塩川や尻別川なども同じ気持ちにさせてくれる川だと思う・・・

対岸の流心には大物の雰囲気が・・・
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道内各地の友人達からいただいた情報をもとにいろんな場所を流してみた。
道なき道をヤブをかきわけて進んでみたりもした。ときには川に辿り着いたはよいが岸から深くなっており引き返さなければならなくなったこともしばしば・・・

随所から虹鱒が顔を出してくれる。
ゆったりとした時間の流れが日々の疲れを癒してくれる。
素晴らしき本流の流れをいろいろ想像してみる・・・


岸辺の鮮やかな花の色・・・
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手前の流れが右岸の流心にぶつかる好ポイントでは予想通り鱒が・・・
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心地よい空が広がっていたっけ・・・
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大型のグレートセッジに水面が炸裂する・・・
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単調な流れのなかでちょっとした変化を見つけ、フライを流して鱒が反応してくれたときのおもしろさが本流にはある・・・
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バックスペースのとれない左岸側・・・好ポイントだけど次に行くときにはたどりつけるかどうか・・・
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上流部の変化に富んだ流れ・・・
力強い流れの中で虹鱒は逞しく育っていたんだ・・・
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また近いうちに・・・
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by akiranspey | 2008-06-29 18:15 | 虹鱒 | Comments(12)

北の本流 ~空知川~

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あまり情報がないまま空知川へと車を走らせた。ヒゲナガのピークはすでに過ぎているらしい・・・

疲れが抜けずちょっと寝坊・・・
朝5時に札幌を出発し、透き通るような青空のなか山道を駆け抜けていく。
ダム湖の脇を抜けるように走る道には対向する車も少なく、北の大地ならではの
心地よいまっすぐに伸びた道がやけに印象的だった。
時折、道路脇に見え隠れする支流の川は豊富な水量を有し、陽の光でキラキラ輝いていて眩しいくらいだった。
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川のほとりで一人のフライマンに出会う。
すでに朝のゴールデンタイムの釣りを終えて、どこかへ移動するらしかった。
数匹の虹鱒と出会ったとのこと・・・
この本流の主だったポイントを丁寧に教えていただき、僕は車を走らせた・・・
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この川の水は常に濁っているようだが、そんな中からでも虹鱒は出てくるようだ。
支流からの透き通った流れと本流との流れの境にフライを送り込む・・・
黒いウエットフライをガツンッとひったくるパワフルな虹鱒・・・
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数ヶ月振りに再会する旭川の友人と合流し、上流部へ・・・

丁寧にポイントを叩くとサイズこそ大きくないもののイワナ、アメマス、虹鱒と反応を見せてくれる。
さすがに北の大地、僕の期待を裏切らない・・・
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さて、そろそろこの旅の本命である道央の本流、十勝川へ向かおうと思います・・・
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by akiranspey | 2008-06-26 22:52 | 虹鱒 | Comments(4)

グラマラスレインボー!!

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北海道の友人から届いた一枚の写真・・・
本流スペイで釣り上げた50オーバーの体高ある虹鱒。
僕がこんな写真を見せられた日には・・・

ここは北海道を流れるとある本流。
何度か足を運んだことはあるが、記憶に残る大物にはまだ出会っていない。
今頃の時期にはウーリー系のフライで良い釣りができるという。
この日も40オーバーが3本、50オーバーが一本、さらに大きな鱒にラインを切られたようだ。
ヒゲナガの時期にはチューブのヒゲナガウエットで良い釣りをさせてもらったことがある。

今年はこの流れにも行ってみたい。

北の本流用フライをそろそろ巻いてみよう・・・。
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by akiranspey | 2008-05-19 22:44 | 虹鱒 | Comments(10)

虹鱒との再会。

僕が初めて虹鱒に出会ったのは、中学一年生のころだったろうか・・・

そのころの僕は北海道の北見市というところに住んでいた。
近くを流れる常呂川に毎週のように釣りに行き、この川からいろんなことを学んだ。
ウグイの中に時折混じるアメマスの美しさに感動し、秋に遡上してくるカラフトマスの大きさに驚いた。

そして夏の暑い日・・・

一匹の虹鱒という魚に出会う。
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筋肉質の背中はグリーンバックに輝き、体を引き締めるような黒点が一面に散りばめられていた。
野生の虹鱒の美しさ、そしてそのパワーに魅了された一人の子供がそこにいた。

この出会いが僕を釣りという深く美しい世界へと導いていく・・・
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それからの僕は虹鱒を追い求めて毎週のように自転車を走らせた。
東西南北、自転車で行けるところはどこまでも走り、魚の棲む流れを探した。
その出会いから一年の月日が流れた・・・

僕は東京という町へ転校することになった。

虹鱒との再会を果たせぬままに・・・


あれから二十数年の時が流れて・・・
鱒釣りを忘れられない僕がそこにいた。
虹鱒との再会はたしか24歳のころ、支笏湖だった。

想い出に残っている虹鱒の姿そのままに、支笏湖で虹鱒との再会を果たす。
そして僕の人生は次第に鱒に支配されていく。
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今日は久しぶりに虹鱒の顔が見たかった。
あのころの記憶が少しだけよみがえった、そんな虹鱒に出会えた気がした。
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by akiranspey | 2008-04-13 23:16 | 虹鱒 | Comments(18)

秋は虹色・・・

autumn rainbow・・・
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少しだけ・・・ほんの少しだけ山々の木々が秋色に色づきはじめていた。
赤、いや橙色といったほうが正しいだろうか、まるで虹鱒のレッドバンドを思い起こさせるかのように・・・

東の空が濃蒼色からその色を薄蒼色へと変えていく中で、僕の釣りは始まったんだ・・・
10月20日、午前5時50分
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秋の流れは前日の雨でやや増水気味だったが、思ったほど濁りはきつくない。
レビューの11fのウエットロッドにソブリンを相棒に従え、ティペットの先にはオレンジのジェネラルプラクティショナーを結んでみた。

右岸からダウンクロスでキャスト、フライが着水するのを見計ってメンディングをいれた。
フライをナチュラルに送り込み、そしてゆっくり沈めるように何度も何度も・・・

ライズひとつない流れに鱒の気配はない。
最初から水面下を意識してシンキングリーダーを選択していた。

相変わらず鱒からのコンタクトはない。

渇水気味だった流れは秋の恵みで水かさを増し、状況は良いはずなんだが・・・。

立ち位置を変えて流心の速い流れにフライを乗せてみた。
流れきったあとにロッドを左右に倒し、フライをターンさせる、そして
3,4回リトリーブすると・・・
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凄まじいアタリだった。
フライをひったくると同時に物凄いスピードで下流に走り出したと思ったら
魚体をくねらせてジャンプを見せた。

速い流れ、リトリーブ・・・
この2つが今日のキーワードとなり、たくさんの鱒が僕のフライをテイクしてくれた。
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至福のひととき・・・

色づきはじめた木々の色、フライの色、鱒のレッドバンド・・・
全ての色が重なったとき、僕にとって最高の時間が流れたんだ・・・。
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虹鱒・・・
その美しさと破壊的な力を兼ね備えたあなたに、僕はすっかり心を奪われていた・・・。
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by akiranspey | 2007-10-21 22:26 | 虹鱒 | Comments(10)

SEPTEMBER・・・!!

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9月23日、曇天の空からは小雨が舞い、川に静かな波紋を作りだしていた・・・
その流れに濁りはなく、平水を保っている。
水温16.4度
はたして今日はどんなドラマが繰り広げられるのか・・・

9月初旬の台風の影響で、川の流れはかなり変化しており、以前は魚の溜まっていた場所が土砂で埋まり、また逆に好ポイントと成り代わったところも出現していた。

川幅にして30メートルくらいはあるだろうか・・・
流れの筋が両サイドにあり、その2本が作り出す筋は複雑な流れを形成している。

僕は迷わず11fのウェットロッドを選択した。
複雑な流れをまたぎ、送り込みたい流れへフライを容易に届けるためだ。

水面付近に魚の気配は感じられず、フローティングラインの先にシンキングリーダーを
結び、その先にここぞというときのお気に入りのウエットフライをセットする。
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堰堤の上を右から左に流れの筋を丁寧に流す。思った以上に流れは重く、狙った層にはフライは届いていないようだ。
それでもワンキャスト毎にラインを出し、扇型を描くように次第に広範囲を探っていった。
自分のキャスティングレンジの限界を迎えるも、鱒からのコンタクトは皆無・・・

もう少し深場を探るべく、シンキングリーダーのラインウエイトをもう少し重いものに変えて再度キャストを開始する。

7,8投目、フライがスイングを終え、リトリーブを開始してすぐに手元にドスンという明確なアタリが伝わってきた!
軽くロッドを立てると鱒はグングンと力強く、そして重い流れに乗って下流へと下り始めた。
堰堤の上に立っていた僕は、その強い流れを下り降りることは不可能で、堰堤を回りこんで下流に降りるべくロッドと鱒のテンションを保ちながら、堰堤を横切るように移動する。

そしてもう少しで堰堤を回りこめるところまで来たときに、フッとラインが軽くなった。
テンションを保っていたはずだったが、足元に気を取られているうちに、鱒が反転流の中に入り込んでしまったようだ。
すぐさま、ラインを手繰り寄せ鱒の躍動感を感じようとするも、すでにフライの先に
生命感は感じられなかったんだ・・・


その後、ふたたび、先ほどよりも重量感のある鱒が僕のフライを見つけてくれた・・・
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最高のターゲット・・・
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by akiranspey | 2007-09-24 22:28 | 虹鱒 | Comments(8)

スペイの旅・・・本流編

6月8日、午後9時40分千歳空港到着。

車に乗り込み、SHUさんとABUさんの待つ本流を目指した。
午前5時、二人との再会・・・
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二人の笑顔がやけに印象的で、お揃いかのような優しいブルーの色合いのシャツが鮮明に記憶に残っている。

仙台よりも幾分風の冷たさを感じるが、それでも北の大地は初夏の心地よい雰囲気に包まれており、レインウェアを羽織ると汗ばむくらいの気温になるという。

そして本流に立つ・・・。
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対岸の深淵、魅惑的な瀬、魚の間違いなく着くであろう瀬尻・・・
素晴らしい流れがそこには広がっていた。

キャストしているだけで満足だった。そして幸せだった・・・

僕の上流でABUさんが次々とレインボーをヒットさせる。
僕の上流でSHUさんの素晴らしいキャストを眺める。

初めての流れにひたすらキャストを続けた。ウグイのコンタクトはあるものの本命のアタリはまだない。
しばらくすると、眼下に瀬が広がる。
流心の向こう側にキャストし瀬の中をスイングさせる。そしてゆっくり釣り下ると・・・
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綺麗で完璧な魚体だった。申し分ないファイト、太い流れで逞しく育った魚のパワーは
素晴らしい!!
うれしかった・・・
久しぶりにこんなに美しい虹鱒に出会えた気がした。

翌日に合流したYUNさんとも一ヶ月ぶりの再会。

変わらぬ笑顔で僕を迎え入れてくれた。
そして次々と魚を導き出す腕前・・・
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みなさん、素晴らしい釣り師です・・・。

today,s hit fly
 フック:オールドリマリック6番
 タグ:ゴールドフラットティンセル
 テール:アイビス
 ボディ:ピーコックハール
 リブ:ゴールドワイヤー
 スロート:ギニアフォウルオリーブ
 ウイング:ピーコックソードグリーン
 オーバーウイング:ブロンズマラード
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by akiranspey | 2007-06-13 07:47 | 虹鱒 | Comments(14)

北海道釣行 第二章 オホーツク沿岸の河川たち PART Ⅱ

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徳志別川の流れ・・・至福のひととき     

オホーツク沿岸の河川群をくまなく釣り歩く・・・

頓別川から徳志別川、幌別川、幌内川、雄武川、諸滑川へと・・・。

ゆっくりとした優しい時間が流れる。
道北の朝は早く、AM2:50頃には空は薄蒼色に色づく。
静けさに包まれた山々、川の柔らかな音色だけが僕らの耳元へと伝わってくる。

今日も良い釣りができるといいな・・・


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僕らは思い思いのウエットフライを川になじませる。
純真無垢な魚たちは何のためらいもなく、フライに飛び出してくる。
時間よ止まれ・・・そんな想いを心の中で静かに叫んでいた。

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    (友人T氏が釣り上げたレインボートラウト)

生きてることの素晴らしさをみんなに・・・。


第三章へ続く・・・
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by akiranspey | 2006-06-27 23:38 | 虹鱒 | Comments(2)