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Salmon Fishing

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秋の寂しさ、そして冬へと・・・

Salmon Fishing


今から約30年ほど前、北海道の千歳市に住んでいたころ、インディアン水車と呼ばれる遡上したサーモンを生け捕る水車があった。
その水車は子供ながらにとても大きくて、とても重厚に感じたのを覚えている。
水に濡れたその水車の質感は、チョコレートのような光沢と、茶色とも黒色とも表現しがたい絶妙な色合いを見せていて、青い空と透き通った水の色と重なったときには、見事なコントラストを作り出していた。

そのころの僕は、水車を遡上するサーモンを見るのがちょっとした楽しみになっていたんだ・・・。

最近ではその水車も改良されて僕の記憶にあるような水車はすでになく、その場所も観光地のような施設に変わってしまったと人は言う。
川の流れも人の手が加えられ、昔の面影はないとのこと・・・。


昔はよくこの川で釣りをしたものだ。
学校が終わると急いで準備を整え、全速力で自転車をこいで川へ向かった。
すると、たくさんのウグイたちが僕に楽しい時間をもたらしてくれたんだ・・・。
秋にはたくさんのサーモンが遡上し、その生命を全うした魚達が岸際でやすらかな眠りにつく。
そんな光景が毎年繰り返されていた。
もちろんサーモンを釣りたいなんて想いはこれっぽっちも持ち合わせていなかった少年時代・・・。
僕の釣りのルーツはこのあたりにあるのだろう。


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あれから30数年の時が流れて・・・


今では本州でもサーモンフィッシングを楽しめる河川がいくつか存在する。
その中のひとつ、山形県月光川での友人たちとの再会・・・
それぞれのスペイスタイルで素晴らしいキャストが展開される。
サーモンに出会えた人、運に見放されてサーモンに会えなかった人、それぞれ想いは
あるだろうが、楽しかったことには違いない。

もちろん、僕は後者のほうですが・・・。
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by akiranspey | 2007-10-28 21:55 | ウエット&スペイ | Comments(8)

秋は虹色・・・

autumn rainbow・・・
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少しだけ・・・ほんの少しだけ山々の木々が秋色に色づきはじめていた。
赤、いや橙色といったほうが正しいだろうか、まるで虹鱒のレッドバンドを思い起こさせるかのように・・・

東の空が濃蒼色からその色を薄蒼色へと変えていく中で、僕の釣りは始まったんだ・・・
10月20日、午前5時50分
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秋の流れは前日の雨でやや増水気味だったが、思ったほど濁りはきつくない。
レビューの11fのウエットロッドにソブリンを相棒に従え、ティペットの先にはオレンジのジェネラルプラクティショナーを結んでみた。

右岸からダウンクロスでキャスト、フライが着水するのを見計ってメンディングをいれた。
フライをナチュラルに送り込み、そしてゆっくり沈めるように何度も何度も・・・

ライズひとつない流れに鱒の気配はない。
最初から水面下を意識してシンキングリーダーを選択していた。

相変わらず鱒からのコンタクトはない。

渇水気味だった流れは秋の恵みで水かさを増し、状況は良いはずなんだが・・・。

立ち位置を変えて流心の速い流れにフライを乗せてみた。
流れきったあとにロッドを左右に倒し、フライをターンさせる、そして
3,4回リトリーブすると・・・
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凄まじいアタリだった。
フライをひったくると同時に物凄いスピードで下流に走り出したと思ったら
魚体をくねらせてジャンプを見せた。

速い流れ、リトリーブ・・・
この2つが今日のキーワードとなり、たくさんの鱒が僕のフライをテイクしてくれた。
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至福のひととき・・・

色づきはじめた木々の色、フライの色、鱒のレッドバンド・・・
全ての色が重なったとき、僕にとって最高の時間が流れたんだ・・・。
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虹鱒・・・
その美しさと破壊的な力を兼ね備えたあなたに、僕はすっかり心を奪われていた・・・。
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by akiranspey | 2007-10-21 22:26 | 虹鱒 | Comments(10)

メモリアルⅢ・・・海からの使者

さあ、行ってみるとしますか・・・。
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川面にキラキラと輝く陽の光と春の訪れを感じさせる薄青い空そして雲・・・

たった一度だけ訪れたことのある北の流れ、ある年の3月。

優しい風が時折、潮の香りを運んで僕を包み込む。
冬の名残りを感じながら、川沿いの道をゆっくりと上流へ進んでいく・・・

雰囲気のある流れが目の前に広がっていた。

B&W15fにHARDY、いつもの組み合わせ。
ミッドスペイにタイプ3のティップ、流速のある流れの向こう側に流心に沿うようにフライを送り込んだ。
選択したフライはレディキャロライン。

スペイフライを見つけてくれたのは・・・

シートラウト。

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by akiranspey | 2007-10-18 22:07 | シートラウト | Comments(6)

メモリアルⅡ・・・

初めての最北の大河、そしてイトウとの出会い・・・
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数年前の10月の出来事・・・
札幌の友人からイトウ釣りにいかないかい?との誘いの連絡があった。

この大河の有名なポイントはいくつか知っていたが、せっかくここまできたのだから
自分でポイントを開拓してみたかったんだ・・・

川に近づける場所を探していると、長いランを釣り下れそうな場所を見つける。
左岸、ランの最上流部に立つ。
到底、対岸までは届くはずもないが、精一杯の力で魚の着きそうな場所を探しキャストを始めた。

そしてすぐにドラマが起きたんだ・・・。


僕のキャストしたフライが水面になじみ始めた瞬間、水面が突然割れた・・・

何が起きたのか一瞬わからなかった。
でもすぐに手元にトルクフルで鈍重な生命反応が伝わってきた・・・

もしかして・・・

水底を這うような引きはグイグイとロッドを絞り込んでいく・・・
大河の重い流れは魚のパワーを何倍にも増幅させる。
僕は手元のラインを急いで回収し、ドラグのテンションを整え魚とのファイトに入っていった。
頭の中は真っ白で、魚と格闘した時間は全く覚えていない・・・
でも水面に現れたシルバーの輝きを放つ巨大な魚を見た時、僕は少し震えていたような気がする。
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周囲を木々に囲まれ、人工物などは一切目に入らない広大な流れ・・・

時折遠くから線路を通る列車の音だけが優しく響き渡っていた。


はじめまして・・・
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魚名:イトウ
体長:85センチ
ロッド:スコットG16f11番
リール:ハーディーソブリン11/12
ライン:シューティングヘッド11番タイプ2
ランニングライン:フラットビームスーパー35b
リーダー:0x12f
フライ:マドラーゾンカー(オリーブゴールド)


僕は幸運にもこの後すぐに、さらに大きな魚と出遭うこととなる。

毎年この時期になると北の大河が懐かしく感じられるんだ・・・
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by akiranspey | 2007-10-13 22:54 | イトウ | Comments(10)

メモリアル・・・

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今回の北海道釣行は仕事の都合で見送りとなってしまったため、過去の思い出に残る釣行
についてエントリーです。

日時:2003年5月4日
場所:支笏湖(ニナル川付近)
天候:晴れ
時刻:PM6:40頃

魚種:ブラウントラウト
体長:82cm
重量:計測せず


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by akiranspey | 2007-10-08 23:39 | ブラウントラウト | Comments(8)