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余韻・・・道東の本流にて

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presented by Mr.YUN


深緑に包まれた森の中を流れる本流・・・
幾重にも折り重ねられた厚い雲が空を覆い、時折りスコールのような雨が降ったり止んだりする不安定な天候の中、本流に潜む野生の虹鱒を追い求めて・・・


前日からの雨で釣りをためらわせる水の色に変わっていた本流。
いつもなら諦めざるを得ない状況だが、少しの期待を背負い、上流に、
札幌の友人
、下流に僕と二手に分かれて釣りを開始する。
朝靄に包まれた本流域・・・
数十メートル先の視界は全く確認できない。
濁りのせいで足元は確認できず、重い流れにからだがよろめく・・・
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0Xを切られた・・・
とてつもない大きさの野生鱒になすすべもなくバッキングまですべて引き出されて
消えていった・・・
そんな話が現実に起こる流れに身を置いているだけで心がみたされていた。
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R.B.Meiser Highlander-S 13f #6
t-made reel
スカジットコンパクト390grにタイプ3~6が今日のシステム。

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はやる気持ちを抑え冷静さを装ってキャストを開始する。
ライズは皆無・・・
濁りの入った本流の水の色・・・

気になりだすと不安だけが脳裏をよぎるので、ティペットの先に結んだフライだけを信じて、そのフライを虹鱒が見つけてくれることを願って・・・
予想に反して結果は三投目で出た。
送りこんだフライがスイングを始めてすぐにガツンとひったくるような衝撃が手元に伝わってきた。
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ここの鱒は自分が思っていたよりもいつも10cmほど小さい。
それは完璧な魚体が持つ底知れぬパワーと本流の重く厚い流れがきっとそう感じさせるのだと思う。

チラホラと舞い踊るヒゲナガはすでにピークを過ぎてしまっているのか、それほど多くは見かけなかった。
それでも、鱒の記憶を呼び起こさせるかのようにセッジ系のスペイフライを流し込んでいく。
理想的なところで鱒からのコンタクト・・・
フライはしっかりと横顎を捉えている。
#6のロッドでは少々頼りなさが感じられてしまうほどに鱒のパワーは凄まじい。
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この鱒はフライを引っ手繰ったあとに一瞬動きが止まったかと思うと、一気に下流に突っ走っていきバッキングラインまで引き出してくれたグッドサイズのレインボートラウト。
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この鱒を釣り上げたときにやっぱり来てよかったと感じた瞬間・・・


また一つ素晴らしい想い出が刻まれた旅でした・・・。
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by akiranspey | 2010-07-25 23:05 | 虹鱒 | Comments(12)