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月と太陽

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真夜中にたどり着いた道東の本流。
冬の夜空には無数の星と輝く月がやけに眩しかった。
外気温はマイナス8℃、寒さのせいで車中泊も熟睡できずに朝を迎える。
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静寂に包まれた河原を歩くと、雪原を踏みしめる音だけがあたりに響きわたる。
相変わらずの無音の世界、時折り聞こえるのは空を渡る鳥たちの鳴き声だけだった。
数年前にはあたりまえのように出逢えた本流アメマスも、いろんな要因が重なり今では
その数も以前と比べると大幅に減っているよう・・・
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太陽が頭上まで登り、青く澄み渡った空があたり一面に広がる。
少しずつ春に近づく日差しに顔は陽に焼けそうだったけれど、川の水はまだ冷たくて
足先にその冷たさが次第に伝わってくる。
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何百回とキャストした中で、この日唯一の鱒からのコンタクトが一度だけ訪れた。
スイングが始まったあと、定期的に誘いを入れていると手元に鱒からのコンタクトが伝わる。
グンッグンッと鱒のヘッドシェイクがロッドを通して手元に伝わり、ラインを回収して鱒を岸に寄せる。でも最後の抵抗を見せた首振りのあと、手元に伝わっていた鱒の躍動感はフッと失われてしまった。
そして、西に傾く陽の光はこの日の終焉を告げる。
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翌日には日高の流れへと場所を移す。
岸際の浅い流れには、小さな魚が群れていたので、オリーブベースのストリーマーを結ぶ。
鱒のたまりそうな深場にフライを送り込んでいくと、この日最初のコンタクトが訪れる。
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ガツンといい感じでのコンタクトがあり、昨日の失敗を繰り返さないようにと鱒とのやりとりを慎重に行うも、またしても途中でフックアウト。
群れに期待してステップダウンしていくと、先ほどよりもいいサイズの鱒がフライをとらえる。
二度あることは三度ある・・・などと考えながらもバレないようにと祈りながら鱒との距離を縮めていく。
視界にとらえた鱒は白い大きな斑点が特徴的なグッドプロポーションのアメマス・・・
ランディングネットをネットケースから取り出し、フィニッシュに移ろうと思った瞬間、鱒は上流に上り首ふりのあとに・・・
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翌日には上流に移動して新しい流れにフライを送り込んでいく。
この日も昨日と同じストリーマーで岸際を流していると理想的なところで鱒からのコンタクト。
でも・・・
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今回の旅の収穫はセイコーマートの会員になったことかな・・・。
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by akiranspey | 2017-03-21 22:46 | 北海道 | Comments(2)