十勝川下流の雨鱒釣り
行き交う車もほとんどなく、ただ広大な川の流れとすでに枯れ果てた木々が川沿いを覆っているだけの悲しげな世界・・・
でもきっと川の中には無数の雨鱒が戯れていることだろう・・・
十勝川下流域の雨鱒釣り
間近である冬の到来を感じさせるほどの冷たい風が舞う十勝川下流域。
平日に訪れたのは初めてだったかもしれない。
それほどに人気もなく寂しさを感じさせる本流に僕は足を踏み入れてみた。
やや濁りはあるものの気になるのは増水のほうで、ほとんどバックスペースがとれない
右岸側をゆっくりと釣り下っていく。
SAスカジットインターの先には15fのタイプ8を結び、その先には黒をベースにしたイントルーダータイプのフライを結ぶ。
上流からの風はキャスティングを容易にさせる。
ややダウンにキャストしたフライが沈みながらゆっくりとスイングに入る・・・
最初の雨鱒に出逢うまでにはそんなに時間はかからなかったと思う。
アベレージサイズの雨鱒が僕を出迎えてくれた。
ゆったりとした流れの中にも水が変化している場所が時折見受けられる。
そんな障害物周りにフライを送り込むと、純真な雨鱒が顔を出してくれた。
潮が動く時間帯には雨鱒の活性は一段と上がったように感じられた。
スイング、リトリーブ・・・
フライを漂わせているだけでも雨鱒からのコンタクトがある。
今回の釣り旅最大のこの雨鱒はトルクフルなパワーの持ち主で、スリリングなやりとりを楽しませてくれた。
今年の最後を飾る本流の釣りとして最高の時間を過ごすことができたんだ・・・。
また春に逞しい雨鱒に出逢えることを期待して・・・
Todays Tackle
Rod:Meiser Highlander hybrid 14f7#
Reel:HARDY GOLDEN PRINCE 9/10
Line:SA skagitInterbody350gr 15ftype8
Leader:0X9f
FLY:Intruder Paturn Blackbase
by akiranspey | 2009-11-25 00:29 | アメマス