人気ブログランキング | 話題のタグを見る

intruderの有効性

イントルーダーの有効性

今さらながらイントルーダーの有効性について実感していることをレポートします。
あくまでも私的意見ですので参考までに・・・

イントルーダーのシャンクについて
①シングルフックのロングシャンクをゲイブ前でカット
②ウォディントンシャンク
③プラスティックチューブ、アルミ、カパーetc・・・
intruderの有効性_b0072541_046589.jpg

①を使用するときは比較的小型のフライ(全長5cm~7cm程度)をタイイングする時に使用する。フライを漂わせたい時や食いが浅いと感じられるときに、フックとほぼ同等のウイングの長さにタイイングするとショートバイトも捕らえる確率が上がるように感じられる。年間の中で一番使用頻度が高いフライ・・・
②と③の使用は春の増水時や鱒の活性が低いときに大型(全長10cm前後)にタイイング。目立つことを前提として鱒に発見してもらえる確率を上げる。カラーはほとんどオレンジかブラック。この二つで十分かと思っている。
プラスティックチューブを使用する時は重いラインを使用する代わりにフライをやや浮かせたいときに使用。イトウ狙いの時などはウォディントンなどの重いフライを使用せずに水に馴染み漂うプラスティックチューブを使用する。


イントルーダーのメリット

シャンクが長くなると鱒が暴れたときにフックアウトする確率が上がる。フッキングした角度と異なる方向へ鱒が暴れだすとロングシャンクが抵抗になり、バラした経験が多数あり。単純に針掛かりが浅かっただけかもしれないが・・・。
その点、イントルーダーはフック部分が自由な動きをしてくれるため、鱒の動きを追従できる。最近はストリーマー系は全てイントルーダータイプにしている。
先にも述べたが通常のシングルフックを使用すると、フックポイントとウイングとの先端までの距離が離れてしまうため、ショートバイトの時にはアタリはあるものの、フッキングまでに至らないケースがあると思われるが、イントルーダータイプはフックポイントとウイングの長さをほぼ同じ長さに調整できるため、小さなアタリも高確率で捕らえることができるのが最大の利点だと思っている。

by akiranspey | 2009-11-30 00:48 | ウエット&スペイ

<< フライバリエーション 十勝川下流の雨鱒釣り >>