Meiser Rodの選択
R.B.Meiser fly Rodの選択
R.B.Meiser Rodには主に次の3つの種類があります。
①Highlander Classic
②Highlander-S(以前Highlander-hybridと呼ばれていたモデル)
③MKS
Highlander Classicは、uniform progressive action rodと表現されており、ロッドに負荷が得られればtipからbuttにかけて素直に曲がっていくシリーズです。
私が所有しているのはHighlander-Sですが、このSシリーズについてMeiser氏はmid
flex action rodと表現しています。
Highlander Classicと比較するとHighlander-Sは、Classicよりもわずかにスティッフなトップ2/3とわずかにソフトなバット部分1/3を持っています。
ラインをロードしている時は、Highlander-Sはバット部分にかけてClassicよりもわずかにより深くロードします。スカンジナビアンスタイルやアンダーハンドに向いているアクションのようですが、ラインの種類はスカジット、スカンジ、ショートベリーからミッドベリーまで問題なく乗せられるロッドです。
最後にMKSですが、Deep roadingと表現されているようにTipはしっかりしていてbuttから入るアクションはスカジットに向いたアクションのようです。
リグレッシブテーパーと呼ばれているものですね。
このMKSはややゆったりとしたコンパクトなスイングによりロッドが勝手に仕事をしてくれるロッドで、力を入れてキャストするとラインが暴れて本来の性能が引き出せないようです。
サステンドアンカーを主としたキャスティングスタイルに向いているようですね。
重いティップを使用するスカジットの釣りに抜群の性能を発揮しますが、このロッドもショートベリー、ミッドベリーなどラインシステムを選ばずに使用できます。
これらのロッドの選択は釣り場やキャスティングスタイル、使用するラインシステムによって変わってくるものです。
MKSを普段愛用している方がHighlanderを持つとバットが強いと感じるでしょうし、Highlander愛用者がMKSを持つとそのアクションに戸惑うでしょう。
使い慣れたロッドが一番使いやすいということですね(笑)
by akiranspey | 2012-01-02 20:23 | ウエット&スペイ