荒雄川C&R区間
5月13日、宮城県にある荒雄川C&R区間にて。
最近は関東方面からも来られる方も多いので、この河川をご存知の方も多いのでは・・・。
この日は色々なウエットフライ&スペイフライの魚のチェイスの仕方についてテストしてみた。
第一に・・・
ダウンクロスにキャストしメンディングでフライをナチュラルに送り込む。
フライが底についたと同時にロッドの送り込みをストップさせ、フライを浮上させる。
ラインにテンションがかかっているため、斜め下流にフライが浮き上がる。
この場合ではフライが浮上してすぐにヒット!
第二に・・・
ダウンクロスにキャストしフライを数秒送り込んだ後、ロッドの送り込みをストップ。
あまりフライを沈めずにすぐにフライをスイングさせる。フライは川を横切ると
横切り始めた瞬間にヒット!
第三に・・・
川岸付近を攻めるためにダウンクロスでキャスト後、フライを送り込んだ後ラインテンション
が掛かり、最終的に下流にラインが一直線になった瞬間にヒット!
しかし、ラインが流れ切っていたためフッキングが甘く、数秒ファイトの後バラシ。
これが2回あった。
フライについては、ソフトハックル、ダンケルド、シルバーマーチブラウン系には反応なし。
反応のよかったフライはカネマラブラック、レディキャロライン、等。
面白いものでは全長6~9センチほどのスペイフライ各種についても反応がよかった。
ベース色は黒が抜群に反応がよく、ワンポイントに赤、オレンジ等のアクセントを
つけたものなど・・・。
全体的にはスイングし始めたヒットが最も多く、ナチュラルに流下してくるものに対する
反応は鈍かった。また川の流心での反応がよく、流心際での反応はフライを見切られてる
のか思いのほか出はよくなかった。
時と場合によって魚の反応の仕方が違うのは興味深いところ・・・。
ヒットに導くフライと流し方をいかに短時間でかつ効率的に行うかが、釣果を左右することは
誰もが経験し、誰もが悩むとこだろう・・・
それがウエット&スペイの醍醐味のひとつではなかろうか・・・。
by akiranspey | 2006-05-14 22:10 | 虹鱒