春の訪れ・・・阿寒湖
周囲約30km、最大深度45m、平均水深18mを誇るその湖・・・
阿寒湖の雨鱒釣りの始まりである。
5月の初めだというのに周囲の山々にはすでに雪はほとんど見られなかった。
船に乗ること約10分・・・
雨鱒の棲むその場所へ僕らは降り立った。
いつもの年より幾分早く季節が進んでいるようで、僕らが目指したヤイタイの先の
湖岸には春の訪れを感じさせる新緑の芽がちらほら顔をのぞかせていた。
その奥には阿寒の森が広がり、自然の雄大さを感じさせるには十分魅力的な場所だった。
この湖を訪れるのはたしか10年ぶりくらいだろうか。
以前は6月のモンカゲの時期にフローティングニンフの釣りをした記憶がある。
今回はあの時期よりも1ヵ月以上早い時期・・・
僕らはワカサギを模したストリーマーを選択し、リトリーブの釣りを始める。
それぞれが試行錯誤しどうすれば鱒と出会えるのか・・・
経験と勘を頼りにみんなでいろいろなことを試してみる。
フライの色、大きさ、シンクレート、リトリーブの速さなど・・・
時を待たずして友人たちがその答えを導き出す。
みんなのロッドが綺麗な弧を描いていたんだ・・・
ABUさんのヒットシーン!!
SHUさんのヒットシーン!!
YUNさんのヒットシーン!!
僕のはおまけ・・・
僕にも阿寒の雨鱒は優しく微笑んでくれたんだ。
黄金色に輝く阿寒の雨鱒・・・
陽の光に照らされたとき、その鱒はまばゆいばかりの輝きを放つ。
自然が作り出したこの湖とそこに棲む鱒たち・・・
いったいどれだけの鱒がこの湖を泳いでいるのか・・・
友人たちはコンスタントに鱒との出会いを楽しんでいたんだ。
僕も数は少なかったけれど、友人たちと過ごせた時間そして雨鱒との出会い・・・
北の大地は本当に素敵なところでした・・・。
ありがとう・・・
阿寒湖の雨鱒
by akiranspey | 2008-05-05 23:03 | アメマス